始まり、始まり

 くるりのライブアルバム「くるくる節」を買う。買う前にクリストファー・マグアイヤが抜けると知っていたんで、もう見ることのできん彼のプレイスタイルがとても楽しみな一本やった。案の定すごかった。演奏中の彼の顔もすごいがそれ以上に(?)うまい!!なんで目を瞑ってドラムがたたけるんだ〜!!なんで頭の上らへんにソレがあるんだ〜!!なによりめっちゃ楽しそうに演奏しとる。そりゃね、バンドのリズムの中心であるドラムが楽しそうにやれば雰囲気もよくなるしイイステージになりますよ。くるくる節、文句なしのDVDです。そんな彼が抜けるのは非常に残念・・・。
 くるりってバンドのスタイルが変わる度に何かが起きるきがする。最初の変化はドラムのもっくんが抜けた時、そんでギターの大村さんが加わった時、これらの出来事が集中した時期にだされた「ワールズエンド・スーパーノヴァ」にみられる気がする。これはそれまで発表されたくるりの音楽とはがらっと雰囲気が変わった作品だった。そんでクリストファー加入後の作品「アンテナ」。これまた図鑑や、さよならストレンジャー、またワールズエンド・スーパーノヴァとも違った作品に出来上がっていた。そして今回のクリストファー脱退。なんでも彼のくるりの音楽に対する考え方、また音楽そのものの方向性のギャップが他のメンバーとの間に生じたのが原因だったもたい。彼の影響はアンテナに非常に大きく表れていた。で、彼が抜けるってことは彼の影響力が無くなるってことやから、次回のくるりのアルバムもまた一味違ったものになるんやろね。
スタイルが変わるのもそれがくるりの音楽性やと思うし全然悪いとは思わん。とにかくバンドのメンバーが、こうだっ!!って思う音楽を作品にすればいいと思う。・・・・とにかくね、僕はくるりが好きです!いくらなんか変わろうが好きです。!そやからがんばれ岸田、タッシン、佐藤くんっ!!次のアルバムも楽しみだぞコノヤローっ!!